体験談

2週間で解決!パパが実践した【赤ちゃん返り】の向き合い方

  1. HOME >
  2. 体験談 >

2週間で解決!パパが実践した【赤ちゃん返り】の向き合い方

上の子へのフォロー。
2人目の出産を迎える家庭では、避けて通れないテーマです。

我が家の場合も、赤ちゃんが生まれる前から“赤ちゃん返り”は始まっていました。
大きなお腹の上に無理やり乗ってきたり、あえてわがままを言ったり…。

そして出産後はさらにエスカレート。
大声で怒ったり、1人で寝室にこもったり。
どうしてこんなに荒れてしまうのだろう」と、親も不安でいっぱいでした。

特に、出産直後の妻はホルモンバランスの乱れで感情の起伏が激しく、
僕自身も思わず感情的になってしまいそうな場面が何度もありました。

それでも、できる限り「感情ではなく対応すること」を心がけて向き合った2週間。

この記事では、我が家の赤ちゃん返りのリアルな様子と、
上の子との関係を崩さず、少しずつ穏やかな日常を取り戻していった過程をまとめています。

産まれる前から赤ちゃん返りは始まっていた

我が家の上の子は5歳。
まだまだ甘えたい年頃です。

赤ちゃんが産まれる前、妻のお腹が大きくなってくるにつれて、娘の様子にも変化が見られるようになりました。

たとえば、ママに対するこんな行動が増えました。

  • わざわざ膝に乗ってきて甘えてくる
  • やっていいこと・悪いことがわかっているのに、あえてやる
  • ちょっとしたことですぐ怒る

「これが赤ちゃん返りか…」と頭では理解しつつも、
お腹が大きい時期のママの対応は、体力的にも精神的にもなかなか大変でした。

それでも、娘が抱いている不安や寂しさのサインだと思い、
できる限り抱っこしたり、話を聞いたり、遊ぶ時間を意識的に増やすようにしてくれていました。

子どもなりに「ママのお腹の中に新しい赤ちゃんがいる」ということは理解している。
だけどママ自身も、出産に対する不安は確実にある。

この時期は、ママも出産が迫りお腹が張りがち。寝室で休憩してもらうため、寝室には行かないように伝えるだけでも声をあげて怒る。
パパと遊ぼうと言ってもママを求める。この時期がパパの無力さを一番感じました。

ママがいない6泊7日|娘と過ごした特別な時間

出産のためママは、6泊7日の入院。
この期間、娘とパパの2人だけの生活がスタートしました。

予定通りにいけば、出産当日にもママと赤ちゃんに面会できるはずでした。
でも出産が思っていたより遅れたことで、当初の面会計画が変更に。
保育園に迎えに行き、「今日は会えないんだ」と伝える瞬間は、
正直なところ僕自身もすごくドキドキしました。

それでも、娘はその寂しさをしっかり受け止めようとしてくれました。
ちょうど前から「これが欲しい!」と言っていたぬいぐるみを買いに、
2人でイオンに出かけたことで、少し落ち着きを取り戻したようでした。

この7日間は、「甘えたい気持ちを思いっきり受け止める」をテーマに、
毎日ちょっとした“プチイベント”を用意しました。
こちらの記事の中段ほどに”ママの入院中に娘と毎日開催した日替わりパーティ”として記載しています。

とにかく、「楽しい」と思えることを1つでも多く残してあげたかったんです。
ママとバイバイした後の寂しさを、少しでも紛らわせるように。

こうして過ごした1週間は、パパと娘、2人だけの“濃い”時間になりました。

赤ちゃんと一緒の生活で、わがままと怒りが爆発

赤ちゃんが産まれてからの数日間。
娘の情緒は、想像以上に不安定になりました。

ちょっと注意しただけで怒鳴ったり、
わがままを通そうと大声を出したり…。
挙げ句の果てには、寝室に1人で閉じこもってしまうことも。

正直、「どうしてそんなに怒るの?」「何が気に入らないの?」と思うことも多く、
親であるこちらもイライラしてしまう場面が何度もありました。

でも、5分くらいすると、娘はすっと落ち着いて、自分から戻ってくるんです。

そして、「さっきは怒っちゃってごめんね」と、きちんと自分の言葉で謝ってくれる姿に、
この子も一生懸命がんばってるんだな」とハッとさせられました。

とはいえ、最初の2週間は、娘だけでなく親の感情も大きく揺れ動いていました。

イライラしてしまう親の気持ち

赤ちゃんが退院して、家族4人の生活が始まった頃。
それは、上の子だけでなく、親である僕たちにとっても感情のコントロールが試される時期でした。

特に妻は、出産直後ということもあり、ホルモンバランスが大きく崩れて、娘のわがままに優しく対応できるような余裕はない
夜泣き、授乳、寝不足、回復しきっていない体…。
上の子の些細なわがままにも、ママはつい強い口調で叱ってしまう場面が増えていきました。

もちろん僕も、決して冷静でいられたわけではありません。
荒れる5歳児の対応に追われて、心の中ではイライラしてしまいました

「なんでそんなこと言うの?」
「わざと怒らせるためにやってるでしょ!?」
そう言い返しそうになる瞬間が、何度もありました。

でも、そんな時こそ大事にしたかったのは——
感情で”反応”するのではなく、“娘の気持ちに寄り添う”という意識。
相手は5歳。(誤解を恐れずに言えば、同じ土俵に立たないということを意識しました

パパも人間なので、イライラすることもある。
だけど、それをそのままぶつけてしまったら、上の子はますます不安定になる。
そう思って、できる限り冷静に受け止めるよう心がけました。

そして、娘に対するイライラを夫婦同士には向けないことを強く意識しました。
イライラを感じたら、音楽を聴く、散歩に出る。
方法は人それぞれだと思いますが、冷静になる時間を意識して作りました。

加賀新一
加賀新一

ちなみに一度、この時期ではありませんが、最近、つい「ばか」と言ってしまったこともありました。
でもその時は、すぐに「さっきはごめんね」と、素直に謝りました。
ちゃんと娘も理解してくれました。あの時謝ることができていなかったら、ずっと娘の記憶に残っていたかもしれませんね。

完璧な親じゃないからこそ、間違ったときにちゃんと謝る。
その積み重ねが、上の子との信頼につながっていく——
そう信じています。

上の子とつながるためにした工夫

感情が爆発する日もあれば、落ち着いて過ごせる日もある。
そんな波のある毎日の中でも、意識して続けていたのが 上の子とのつながりを切らさない時間 です。

赤ちゃんのお世話をしていると、どうしても“上の子の相手は後回し”になりがち。
でも、少しの工夫で「見てもらえてる」「一緒にいる」という実感を届けることはできると感じました。

たとえば…
▶︎ ミルクをあげながらの「しりとり」や「トランプ」

赤ちゃんにミルクをあげている時間やあやしている時間
上の子と一緒にしりとりをしたり、トランプで「ババ抜き」(これはなかなか簡単ではありませんでしたが)をしたり。

赤ちゃんを見つつも、一緒に遊んでもらえた というのは、上の子にとって大きな意味があるようでした。

▶︎ 夜は思いきり「パパと遊ぶ時間」

寝る前には、少しだけ体を使った遊び時間をつくるようにしました。
パパの身体で木登り遊びをしたり、パパの背中に乗って「おうまさんごっこ」をしたり。

赤ちゃんが寝たあとの時間を「娘だけの特別な時間」にすることで、
ちゃんと自分のことも見てもらえてる」と実感してくれたように思います。

もちろん、毎日うまくいくわけじゃありません。
こちらに余裕がない日や、上の子の機嫌が悪い日もあります。

でも、そんな日々の中でほんの少しだけでも「笑った瞬間」があると、
それだけでお互いの気持ちがふっと軽くなるんですよね。

まとめ|子どもの心に寄り添うのは、小さな積み重ね

赤ちゃんが生まれるというのは、家族にとって大きな喜びである一方で、
上の子にとっては「今までの安心が揺らぐ」大きな出来事でもあります。

赤ちゃん返りやわがまま、突然の癇癪。
親としては戸惑うことも多いし、正直、余裕なんてない日ばかりです。

でも、そんな中でも意識していたのは、
**「感情ではなく、関わり方で応える」**ということ。

思いっきり甘えさせてあげる日もあれば、
一緒にまだ娘がちゃんとできない”しりとり”をしながら笑い合う時間もある。
たまにはパパだって怒ってしまうけど、その後にちゃんと「ごめん」と伝える。

そんな1つひとつの行動の積み重ねが、
子どもに「愛されている」「大切にされている」という実感を届けると信じています。

上の子へのフォローに正解はありません。
でも、日々の中で「あなたのこともちゃんと見てるよ」と伝える小さな工夫は、
これからきっと、大きな信頼や安心へとつながっていくと思います。

パパママ必見!AI活用術|ChatGPT・Perplexity・Geminiの使い分けと事例集

2025/8/13    , , , ,

なぜパパママがAIを使うと1日がもっと楽になるのか 子育て中はとにかく時間との勝負。授乳・おむつ替え・食事の準備・片付け…気がつけば一日があっという間に終わってしまいます。そんな中で「あと10分でも自 ...

妊婦さんへのプレゼントに悩んだら…アロベビ妊娠線クリームがおすすめな理由

妊娠中の大切な人に「何かプレゼントしたい」と思ったとき、実用的で気の利いたアイテムを贈りたいですよね。そんなときにおすすめなのが、アロベビの妊娠線クリーム。自然由来成分で肌にやさしく、香りもやさしいか ...

パパ育休1ヶ月、きつさの波をグラフ化してみた

出産から1ヶ月。「きつい時期はいつ?」と聞かれたら、意外と波がありました。上の子の赤ちゃん返り、下の子の成長による変化、そして親の体力の減少…。今回は、この1ヶ月をグラフ化して振り返ります。 疲労度の ...

育休中、給付金が遅れても不安にならなかった理由|月1万円の配当が心の支えに

2025/8/7    , , ,

「育休は人生で一度きりの貴重な時間。でも、収入が減る現実は思った以上に不安でした。」 育休中の方や、育休を取得予定の方で、「お金は大丈夫かな」と思った経験はありませんか?もちろん、育児休業給付金はあり ...

2週間で解決!パパが実践した【赤ちゃん返り】の向き合い方

上の子へのフォロー。2人目の出産を迎える家庭では、避けて通れないテーマです。 我が家の場合も、赤ちゃんが生まれる前から“赤ちゃん返り”は始まっていました。大きなお腹の上に無理やり乗ってきたり、あえてわ ...

-体験談
-, , , ,