この記事で分かること
奥さんから『無痛分娩にしたい』と言われた時、危険はないの?費用はかかるの?不安になりますよね。
無痛分娩を選んだ理由と、実際にかかった費用、補助の現状についてお伝えします。
無痛分娩にかかった費用
結論、出産の総合計費用は90万円でした。

驚きですよね、はい、私も会計でドン引きました。
内訳を下記に記していきたいと思います。
なお、この金額には出産から入院までの定期的な検査通院でかかる費用は含まれておりません。
育休を取るにあたり、出産費用も含めた必要金額はこちらに記載しています。
出産費用の内訳
項目 | 金額 |
---|---|
基本分娩料 | 570,000円 |
時間外加算(18:00以降の出産のため) | 25,000円 |
無痛分娩 | 120,000円(初産婦の場合150000円でした) |
個室料(1日15000円×7日) | 105,000円 |
管理保育料(1日9000円×6日) | 54,000円 |
オプションのスクリーニング検査 | 11,000円 |
産院アロママッサージ | 5,000円 |
証明書の発行や、ストレステストなど細い合計 | 10,000円 |
合計 | 900,000円 |
出産一時金 | -500,000円 |
実際の窓口負担 | 400,000円 |
東京都在住の方は、2025年10月1日以降に出産する場合、無痛分娩に対して100,000円の補助が出る予定です。
※詳しくは東京都のHPをご確認ください。
我々は、無痛分娩、個室、アロママッサージを選択したため、追加で230,000円がかかりました。
これらを選択せず、時間外加算もなかったと仮定すると、645000円で済み自己負担は145,000円だった計算になります。
出産に関する補助の実情
1. 出産育児一時金(原則50万円)
- 日本の 公的医療保険制度の給付で、被保険者または被扶養者が出産した際に支給されます。
- 支給額:
- 2023年4月以降は 1児につき50万円(産科医療補償制度未加入医療機関や妊娠22週未満の出産は48.8万円)。
- 双子・三つ子などの多胎児は人数分支給。
- 対象出産:妊娠4カ月(85日)以上であれば、流産・死産・人工妊娠中絶も対象。
- 支給方法:
- 直接支払制度(医療機関へ直接50万円まで支払い)←私はこちらを選択しました。
- 受取代理制度
- 本人請求(後日支給)
- 健保組合や自治体による付加給付がある場合もあります。←私の加入している健康保険では9万円の付加給付がありました。
2.出産・子育て応援交付金(5万円×2回)=現在は「妊婦のための支援給付」等
- 制度自体は国(厚生労働省)が創設し、財源も国が負担しています。
- 実施主体は 各市区町村 で、名称や申請手続き、給付形態(現金/クーポンなど)は自治体ごとに異なります。
- 基本的には全国共通で 妊娠届出時に5万円、出産後(出生届提出や赤ちゃん訪問後)に5万円 の計10万円が給付されます。
- 一部の県や市町村が独自に上乗せするケースもありますが、5万円×2回は国の一律制度です。

上記のとおり、国の制度として計60万円、健康保険の給付金として9万円で合計69万円の補助がありました。
ここまで含めて考えれば、自己負担は21万円ですね。
会社によっては出産祝金をくれる会社もあるようですね。
無痛分娩を選んだ理由
- 一人目の出産時、促進剤を使っての普通分娩であり、非常に痛みが強く妻の恐怖心が強かったため
- 無痛分娩でのリスクなどの記事を見て不安を覚えていたが、院長からの丁寧な説明で安心できたため

自分には想像すらできない痛みであり、男性には耐えることができない痛みと言われるほどの出産の痛み。
妻が無痛分娩を希望し、院長による説明で安心できた時、金額以上の価値を感じました。
無痛分娩を選んでよかった?
妻に無痛分娩を選んで結果的によかったのか、痛みはどうだったかを聞いてみました。

無痛分娩を選んでよかった?
本当によかった。次にもし出産をすることがあるなら、絶対にまた無痛分娩を選ぶ!!


痛みはどのくらいだった?
前回の出産の痛みを100、重い生理痛を30としたら?
え?1だよ。あーなんかお腹が張ってきたなーって思ったくらい。
だから、前回は全く記憶になかった出産の瞬間を鮮明に覚えているんだ!
でも、麻酔が切れた後、出産で切れた部分の痛みはあった。それは30くらいかな。

体力の回復も比較的早く、夫婦共に無痛分娩を選んで正解だったと思います。
出産の立会いはした?
一人目の出産には立ち会いました。
今回も立ち会うつもりでいましたが、出産時間が19時であり、娘が帰宅後であったため立会いできませんでした。
義母が娘を見ていてくれると申し出てくれましたが、娘にはできるだけ普段に近い生活リズムで安心して生活してほしいと考えました。
無痛分娩のスケジュール
計画分娩での無痛分娩となるため、出産予定日の数日前の出産でした。
無痛分娩予定の前日に入院し、検査等を行いました。
無痛分娩予定日当日にも朝から検査を行い、その後麻酔の管を挿入しました。
10:00頃に麻酔と促進剤の注入開始するも、なかなか子宮口も開かず予定よりも遅い19:00に出産でした。
まとめ
安全性については病院に確認し、リスクを正しく理解した上で選択が必要だと感じました。
分娩費用も決して安いとは言えませんが、価値ある支出だと思いました。