育休中、「ミルクあげて」と奥さんから言われて動いていませんか?
もしそうなら、せっかくの育休が「指示待ち期間」になってしまうかもしれません。
この記事では、パパが自分で時間と赤ちゃんの様子を見て動けるようになるためのミルク管理法と、夫婦で共有するための工夫を紹介します。
なぜ「指示待ち」ではダメなのか
以前、社内婚をした会社の同期が、『育休を取るのをママに反対された』と言っていました。
夫婦それぞれに話を聞いたところ、パパ側からはドヤ顔で『俺、ミルクとか普通に結構やってるのにさ!』という感じでした。
一方で、ママ側に聞くと、一人目の時から普段はこんな感じだったようです。

パパー!準備したからミルクあげてくれるー?
はーい

こんな感じのやり取りで、育児してますってドヤ顔されてたら、育休は取らずに仕事頑張ってと言われても仕方ないと思います。
育児の中のミルクをあげるって、ほんの一部ですよね?
この状況だと、そのほんの一部ですらママの負担が減っていないんです。
ミルクの流れはこんな感じ
- 赤ちゃんの様子(ぐずり)や前回ミルクからの経過時間の確認
- ミルクの準備(お湯で作り適温まで冷やすor搾乳した母乳を適温まで温める)
- ミルクをあげる環境の準備(ガーゼなど)後、ミルクをあげる
- 赤ちゃんのゲップ、縦抱き
- 哺乳瓶を洗い、消毒

ミルクをあげてくれるのはもちろん助かるけど、3、4だけでは負担は大きくは減らないんだよね
パパが主体的にミルクをあげるための3ステップ
- 授乳時間の把握(直近の授乳から何時間経ったか)
- 赤ちゃんの様子の観察(泣き方・口の動き・手の動き)
- 自分でミルクを準備&授乳(粉ミルク/母乳温め)
1、授乳時間の把握(直近の授乳から何時間経過したか)
生後まもない頃は3時間おきに60mlなどと言われていますので、確認しましょう。
2、赤ちゃんの様子の観察(泣き方・口の動き・手の動き)
赤ちゃんって、お腹が空いた時と、不快な時って泣き方が違うんです。そこまで見分けがつかなくても、ぐずった時、お腹が空いている様子であれば、2時間以上経っているならミルクを上げても良いと言われる場合もあると思います。病院の指示に従いましょう。
3、自分でミルクを準備&授乳(粉ミルク/母乳温め)
粉からミルクを作るなら70度以上のお湯、母乳を温めるなら60度未満のお湯で(電子レンジはNG)など、ルールをしっかり確認しましょう。
夫婦で情報を共有する方法
自分一人で準備から授乳まででるようになったら、ママが休憩で寝ていても大丈夫ですね。
と言いたいところですが、その場合、前回の授乳時間を聞いていないと判断できませんよね?
そこで、LINEなど、共有メモアプリなどを使用して情報共有をしましょう。

私たちはアナログなメモの方が合っていました

ミルク量の管理
このようなメモを作成していたことで、2週間検診で体重が増えていないとなった時に、1日のミルク量の目安のアドバイスをいただきやすかったように思います。
また、産院からは1ヶ月検診までの間は1回あたり80mlですねと案内を受けたものの、赤ちゃんの様子と情報検索の結果、夫婦で話し合い1回あたり100ml〜120mlまであげ、問題なく1ヶ月検診を終えることができました。
何か困ったことがあれば、その都度産院などとも相談しながら、ルールにがんじがらめにならず、対応していきましょう!
まとめ|自分で動けるパパが家庭を支える
ミルクに限らず、すべてのことが夫婦が同じレベルでできるようになると、安心して相手に任せることができるためお互いのストレスは減り、自然と余裕が生まれると思います。
夫婦で情報を共有し、役割を分担しながら育児を進めることで、ママの心身の負担は確実に軽くなります。
今日からぜひ、共有メモや時間管理を取り入れて、“自分から動けるパパ”を目指しましょう。
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