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育休取得の申請手続きと会社のやりとりの実態

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育休取得の申請手続きと会社のやりとりの実態

この記事で分かること

育休を取りたいけど、職場にどう切り出せばいいのか分からない…」
「申請はどうやって進めるの?上司の反応は?」
そんな不安を抱えていた私が、実際に会社に伝えてから育休をスタートするまでの流れをまとめました。
実体験だからこそ伝えられる“リアル”なやり取りと、役立つポイントを共有します。

育休と取ると決めたのはいつ?

妊娠が分かったタイミング:10月下旬

妻と育休を取ることの決定:11月中旬

初めて上司への相談:12月

休みに入ったタイミング:6月中旬

出産予定日:7月

育休申請のタイミングと伝え方

12月、1on1ミーティングのような話す機会で下記のように切り出しました

加賀新一
加賀新一

第二子の妊娠が分かりました。出産予定日は7月です。

上の子の保育園の送迎など、働きながら2人の育児は厳しいため、可能でしたら3〜6ヶ月の育休を頂戴したいのですが...

まずはおめでとう!わかりました。総務課や人事課にも私から伝えてみますね。

上司
上司

妻と共にどのように上司に伝えるかを考え、嫌な顔をされないか等ドキドキしながら上司に相談をしました。

結果的には、拍子抜けするほどあっさり前向きな検討をしてくださるとの返事をいただき、寄り添っていただけました。

そして、その数日後に上司に呼ばれました

もし加賀くんが良ければ、1年育休を取るという形でもいいよ。3〜6ヶ月なら8人で回している仕事を7人で回す形でもなんとかなるし、1年取るようなら別な係から1人異動させる形も検討できる。奥さんと相談して良い期間を決めてください。

上司
上司

というなんとも温かい言葉をいただきました。

1年という長さには当初反対していた妻も、悪阻で動くのがきつい時期に家事の大半を私が行った姿を見て安心し、結果的に1年取ろうという話でまとまりました。

このように、実は受動的に選択した1年の育休でした。

早めに相談してくれたことで、様々な方法を検討できたよ、ありがとう

上司
上司

とも言ってもらえたため、安定期にも入る前でしたが、早い段階で上司へ相談しておいてよかったと思います。

その後の申請手続き等

本来、会社のルールでは、妊娠の報告を受けた場合、総務課長から育休に関する説明をし、その上で社員は育休を取るかの判断をする(この時に提出書類ももらう)という流れでしたが、半年以上前に自分から申請をした形でした。

早く申請をし過ぎたことで、総務課長が申請書の手渡しを忘れ、正式な育休取得の申請書を提出するタイミングを逃してしまうところでした。

育休取得希望者は、基本的にどこの会社でも1ヶ月前までに会社に届出が必要になるため、注意しましょう。

※産後パパ育休の場合は、原則2週間前までとなっています

同僚にはいつ伝えた?

結果的に1年の育休を選択したため、後任者が異動してきてくれることが決定しました。

このため、同僚にもあまり負担をかけることなく育休を取得できる形となりました。

その決定を受け、安定期にも入った2月頃に同僚へは報告しました。

他の課の関係者へは、1ヶ月ほど前から口頭で報告を始めました。

口頭報告ができなかった人へは、育休開始前日に、メールでお伝えをしました。

これから育休の申請を検討しているパパへのメッセージ

会社の雰囲気にもよると思いますが、全国的にもおよそ3人に1人のパパさんが、育休や産後パパ育休を取得しています。

育休を取得したいと思っているのなら、思い切って上司に相談してみることをおすすめします。

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